仮想通貨(暗号通貨)取引所のミスターエクスチェンジと東京ゲートウェイが金融庁に登録取り下げを申し出たことが報道され、84万円前後で価格そ推移していたビットコインの価格が1時間程度で81万円前後まで下落。
仮想通貨取引所2社が登録取り下げ
2018年3月29日13時頃、84万円前後で推移していたビットコインの価格が1時間程度で81万円前後まで下落。
原因は1つではないが、仮想通貨交換業者2社が金融庁に登録を取り下げる申請をしていたことが発覚したニュースが12時半ごろに報じられた。
仮想通貨交換業者の「ミスターエクスチェンジ」(福岡市)と、「東京ゲートウェイ」(東京・新宿)が金融庁に登録取り下げを申し出たことが29日、分かった。いずれも仮想通貨交換業者として登録申請中の「みなし業者」で、安全管理体制の整備などで金融庁が求める水準を満たすのは困難と判断したもようだ。
引用元:仮想通貨交換業者2社が登録取り下げ 「ミスターエクスチェンジ」と「東京ゲートウェイ」
コインチェック(Coincheck)のネム(XEM)流出問題によって金融庁が登録審査を事実上厳格化したことによって、登録基準を満たすことが不可能と判断した。
これまでも、みなし業者のビットステーション、bitExpress、来夢の3社が登録申請を取り下げており、登録申請を断念した日本国内の仮想通貨取引所は5社となった。
しかし、該当する2社の取引所に仮想通貨を保有している人全てがビットコインを売却するとは考えにくく、別の取引所に送金して逃したとしても大きく下落することはない。
日経新聞が「上昇記事」を書くと下落?
最近気になるのが、大きく下落するタイミングに日本経済新聞が上昇の記事を投稿していること。
本日の急落直前の12:34分に日経新聞電子版は「ビットコインが小幅上昇 7900ドル前後」と題した記事を投稿した。
インターネット上の仮想通貨ビットコインが小幅に上昇している。情報サイトのコインデスクによると、ドル建ての価格は日本時間29日12時時点で1ビットコイン=7900ドル前後と、前日12時時点(7820ドル前後)と比べて高い。円建て価格も小幅に上げている。
引用元:ビットコインが小幅上昇 7900ドル前後
別に日経新聞をディスっているわけではないが、以前にも「上昇記事」が投稿された直後に下落した覚えがある。
まさか、価格操作?と勘ぐるのは無理がありそうだが、この点は今後追跡調査してみるつもりです。
米アトランタのサイバー攻撃・ビットコインで身代金要求?
2日前の3月27日には、ビットコインで身代金を要求したサイバー攻撃の報道があったが、価格には影響しなかった。
調査担当者によると1台の脆弱なサーバーが感染したのを皮切りに、ランサムウェアがネットワーク上にあるデスクトップコンピューターに広がり、端末がロックされたという。サイバー犯罪者は"身代金"として6ビットコインを要求している。これは約5万1000ドル(約540万円)に相当する額だ。
引用元:ビットコインで「身代金」要求、米アトランタのサイバー攻撃
仮想通貨で稼ごうと考えている人にとっては迷惑な話しで、セキュリティーの強化も課題であるが、サイバー犯罪の処罰も強化してもらいたいものである。
Google、Twitter、Facebookなどが仮想通貨広告禁止を発表してから仮想通貨の価格が低迷し、ロシア・中国・韓国が集団提訴を予定しているとの報道もあるが、これも下落につながるとは思えない。
となると、クジラが意図的に下落させているのか?
と思える今日このごろです。
BTC(ビットコイン)関連情報
NOAH(ノアコイン)関連情報
WWB(ワウビット)関連情報
安心・安全な仮想通貨取引所一覧