2018年3月9日に下落が止まり緩やかに上昇し始めたビットコインが、同月11日にまた下降トレンドに突入した。原因は、マウントゴックス破産財団の最後の売却か?
2018年3月7日、マウントゴックス破産管財人を務める小林信明弁護士が東京地方裁判所に提出した報告書によると、昨年9月下句から3月7日までの間に裁判所の許可を得てビットコイン(BTC)382億円相当、ビットコイン・キャッシュ(BCH)47億円相当のあわせて430億円相当の売却が完了。財団が管理するのは、残り2000億円相当のビットコインとビットコイン・キャッシュ。
同日は、バイナンスのハッキング被害、その翌日はコインチェックが2度めの業務改善命令を受けたこともあり、3月9日には90万円前後まで下落した。
その後、緩やかに上昇したビットコインは、3月11日100万円前後を境に再び下落。またもや90万円前後まで暴落した。
マウントゴックス破産管財人が残りの2000億円分相当を最終処分したのか?はたまた、その一部だけを処分して再び上昇した時点で再度処分するのか?