下降要因：独アリアンツの運用部門・ビットコイン無価値発言！ 18/03/14

100万円前後で推移していたビットコイン価格が、経済に影響する様々な著名人の発言によって下落に転じた？
 

2018年3月13日急落したビットコインは、93万円前後で下げ止まり、その後100万円前後まで上昇したが、3月14日17:00頃から再び下落し始め、3月15日一時的に80万円台まで値下がりした。ネットでは、経済に影響する様々な著名人がビットコインについて不安材料となりうる発言がちらほ見られた。

 

独アリアンツの運用部門「ビットコインは無価値！」発言

欧州最大の保険会社、独アリアンツの運用部門アリアンツ・グローバル・インベスターズによれば「ビットコインのバブルがはじけるのは時間の問題」とか「本質的に無価値」とか「ビットコインは収入も生み出さない」など、強気の発言を発表した。

自社の保険商品の売れ行きが危ないせいか？最高値で購入したビットコインが値下がりして損した恨みなのか？はたまた、出勤前に嫁と喧嘩したせいなのかは定かではありませんが、そうとう仮想通貨（暗号通貨）に良い印象を持っていないことが伺えます。

とは言え、17時ごろから下落し始めたことから欧州の情報が影響していると思われ、欧州最大の保険会社の発言であれば群衆が踊らされてもしかたのないことです。

また、欧州中央銀行（ECB）と中央銀行間の取引を担う国際決済銀行（BIS）の役員も3月13日に不安材料となる見解を発表した。
 

ビットコインはキャッシュレス経済の答えではない？

ECBとBISの役員であるブノワ・クーレ氏とジャクリーン・ロー氏は「各銀行は送金の選択肢を改善するべきであり、必ずしもCBDC（デジタル通貨）に頼る必要はない」と補足したが「ビットコインは、送金市場における消費者向け商品の質が向上していく中での課題になる」と両氏は主張し、次のように結論づけた。

確かに、法定通貨のインフラ整備が進んでいる国にとってはそうかもしれない。しかし、インフラ整備が整っていないが経済が急激に発展しているフィリピンのような国では、法定通貨よりも仮想通貨の方がはるかに扱いやすいことは明らかである。

とは言え、やはり、欧州中央銀行と国際決済銀行の役員が言う発言には影響力があると言える。

しかし、これまでも大物投資家や経済関連の著名人が、不安材料になる発言をして価格を下落させ、下落した時点で一気に買い戻すというような金持ちならではの方法で荒稼ぎしているという噂もなきにしもあらず。

ひょっとすると、ブノワ・クーレ氏とジャクリーン・ロー氏もビットコインで荒稼ぎをもくろんでいるのでは？という疑惑は隠しきれない。

確定申告の影響は？

さらに、3月15日と言えば、日本の確定申告の納税期限で、仮想通貨市場全体の40%が日本円だというデータから考えると、去年大儲けした人たちが税金支払のために利確しているのかもしれない。

いずれにしても、まだまだ「下落は買チャンス！」と思えることから追加購入は検討したほうが良いのかもしれない。
 

国内の取引所
bitFlyer（ビットフライヤー）
Zaif（ザイフ）

海外の取引所
Binance（バイナンス）
YObit（ヨービット）
Bit-Z（ビットジー）
Liqui（リクイ）
HitBTC（ヒットビーティーシー）（日本在住者取引一時停止中）
POLONIEX（ポロニエックス）

海外の交換所
changelly（チェンジリー）

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