BTC（ビットコイン）急落！クジラの大量送金が関係するのか？

2018年6月28日ゆるかやに上昇傾向にあったBTC価格が急転し、6000ドルを下回る価格まで下落した。原因はクジラの大量資金移動か？

クジラが謎の大量送金！

日本時間の28日、正体不明のクジラが、48,000BTCを一気に移動させたことが判明。

引用元：BLOCKCHAIN

これが原因とは考えにくいが、27日までに下落していたBTC価格がゆるやかに上昇していたにもかかわらず、28日一気に急落。

6000ドルを割り込み、一次日本円でも65万円を割り込んだ。

現在65万円前後のレンジ相場になっているが、48,000BTCもの大量移動が何を物語っているのか不気味でしかたがない。

時を同じくして、米国大手旅行サイトのエクスペディアが最近、ホテルや航空券などの支払い手段であったビットコインでの支払いを停止していたことが明らかになった。

エクスペディアの広報は、2018年6月10日付で「今後デジタル通貨のビットコインの受け入れをしないことになった」と説明。「不都合をかけることに対して」謝罪した。エクスペディアは、自社のホームページやSNSでこの方針をの発表を行っていなかった。

米国ソーシャルユースサイトのレディットでは、エクスペディアの代替となるビットコイン支払い可能なチープエアなどを紹介。

利用者の間ではこのニュースを軽蔑する声が上がっていて、米ソーシャルニュースサイトのレディットでチープエアなどエクスペディアの代替となるサービスが紹介されている。

しかし、IT業界の仮想通貨で給料をもらっている従業員は多く、業界関係者の不満は計り知れないものとなった。

エクスペディアがビットコインの支払いを開始した時は、価格上昇が期待されていたので、下落の一途をたどっている今となっては、ビットコインで支払いを受ければ受けるほど赤字になってしまうことから致し方のないことなのかもしれない。

仮に、エクスペディアがビットコインの支払い停止を暴露されてしまったことで価格がさらに下落ずると予測して、今まで溜め込んでいたビットコインを売却したとすれば、この下落もうなずける。

ただ、クジラが移動させた48,000BTCが売却目的なのか、単なる資金の移動か、それとも何か大きなモノの支払いに使ったかは不明である。

ここ2週間のBTC価格苦境を巡って、著名専門家たちが分析を行った結果、今年全般のトレンドは右肩下がりを継続させていると説明。

Bob Pisani氏の分析によれば、6月だけで既に18%落とし、現在は6,000ドル台と低い価格帯で彷徨い、更に、今年全般のトレンドが右肩下がりを継続させていると説明します。

ただし、この文章だけでは、分析というにはあまりにもおそまつで、18%の下落は今の現状を述べているにとどまり「思ったより下がってるから、これからも下がんじゃね？」的な中学生並みの意見と言えよう。

Facebook（フェイスブック）が仮想通貨の広告全面禁止を緩和する発表や、UDSTDの追加発行などポジティブな要因もあるが、それ以上に金融庁の業務改善命令や相次ぐハッキング被害のネガティブ要因が勝ってしまったのが本当の原因かもしれない。

いずれにしても、仮想通貨市場全体の価格は、ビットコイン価格に牽引されるように上昇下降を繰り返すことは明白で、それはビットコインが主軸の座を奪われない限り続くだろう。

現在、大きな買い圧は見れれず、このまま行くと50万円台の突入もありえるかもしれず、底値で買い増ししようとしている投資家が大勢待ち構えていることを期待するしかないのかもしれない。

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