AirDrop騒動が一段落してきたノアコインですが、下落が止まらず大騒ぎとなっています。真の原因が何なのか理解しがたいところですが、今後の対応を検討する意味でも誤った考えだけは捨てておきましょう。
フィリピン中央銀行が新たな承認業者を発表！
フィリピン中央銀行（BSP）が、新たに2つの仮想通貨（暗号通貨）交換業者の認可を承認したと発表。
The Bangko Sentral ng Pilipinas (BSP) has approved the accreditation of two new virtual currency exchanges, bringing the total number of regulated crypto exchanges in the country to five.
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フィリピン中央銀行（BSP）は、2つの新しい仮想通貨交換の認可を承認し、国における規制された暗号交換の総数を5にしました。
引用元：Philippine Central Bank Approves Two New Cryptocurrency Exchanges
今回承認されたのは、Virtual Currency Philippines Inc.とETranss。
すでに承認されているCoins.ph、Rebittance Inc.、BloomSolutionsの3社に加え合計5社となり、フィリピンペソ（PHP）から仮想通貨への交換が容易になったと言える。
In a statement released by Deputy Governor Chuchi G. Fonacier, the BSP announced that it has granted operating approval to Virtual Currency Philippines, Inc. and ETranss to carry out conversion of Philippine pesos (PHP) into virtual digital currencies.
-翻訳-
Chuchi G. Fonacier副総裁が発表した声明で、BSPはフィリピンペソ（PHP）を仮想デジタル通貨に変換するため、Virtual Currency Philippines、Inc.およびETranssに営業許可を与えたと発表しました。
引用元：Philippine Central Bank Approves Two New Cryptocurrency Exchanges
本来なら、フィリピンに関する仮想通貨全体の価格が上がりそうなものだが、NOAH価格が下落して、多くのノアホルダーが大騒ぎすることとなった。
NOAH PROJECT終わった？
ノアおわたね。上がる気配なし。
そう思う人は、少なくないが当然のことかもしれない。
2018年6月6日に最高値0.000001634BTCをつけたNOAH価格は、それを堺に下落し続け、ついに0.000000400BTC（約0.29円）を割り込んだ。
引用元：HitBTC
これは、HitBTCから日本在住者の資金が撤退したからではなく、他の取引所でも軒並み下落している。
この下落については、様々な要因が考えられる。
プロジェクトがストップしたから下がった？
プロジェクトがストップしたことが確定したからさがってるんだよね？
いかにも投資初心者が考えそうな憶測である。
進捗報告が無い＝プロジェクトストップあるいは、停滞と思う人は少なくないだろう。
しかし、プロジェクトが進んでいても下落することはよくあり、進んでいなくても上昇することはよくある。
NOAHに投資している人は株主みたいなものだから、細かい進捗報告をしてくれて当たり前じゃないか！
と言うような意見もあると思われるが、細かい進捗報告を株主にする企業はなく、それで運営が「何もしていない！」と思うのは“かまってちゃん”的思考なのかもしれない。
運営がストップと発表したのならともかく、勝手な憶測で発言するものではないことは明らかである。
仮に「信頼できる筋から…」とか「運営に携わる友人から…」と言うような情報があるなら、その情報は「消防署の方から来ました」と言って消化器を売りつけるような詐欺的手法と思って間違いない。
逆に、そのような輩がいるから仮想通貨市場全体の価格が低迷しているのかも知れず、そのような発言をする人の情報はシャットダウンするのが一番なのかもしれない。
運営が買い支えないから下がった？
運営は、今からでもコイン価格を少しでも上げる方向に動いた方が良いのではないでしょうか！
下落したまま大手取引所に上場して価格が上昇しても、不安感から売り圧が強くなり再び下落してしまうのではないか？と言うような意見である。
これは、仮想通貨の価格が操作だけで上下すると勘違いしている人の考えで、この考え方をする人も少なくないと思われる。
もちろん、現在のNOAH取引量からすれば、数十BTCの売買で一気に上下するだろう。
しかし、インフラ整備が整っていない状況で無理に上昇させることの方が、さらなる下落を招くことを知って置かなければならない。
大手取引所に上場することは取引量が増えることに違いないが、その程度で右肩上がりに上昇する時期ではないことが明らかである。
知らない人はいないと思われるが、NOAHは今現在、本来使って欲しいフィリピン人よりも日本人が多く保有している状況だ。
これが逆転しない限り、単なるマネーゲームを楽しむ人だけのもので、運営が買い支えるなんてとんでもない話だと理解できるだろう。
でも不安感から売却する人が増えるじゃないか！
なるほど。もっともな意見である。
しかし、プレセールやICOで購入した人が現在の価格で売却してなんの得があるのだろう？
このまま上昇しなければ大損じゃないか！
はい。そうですね。
でも、今売っても大損ですよ？
私的には、インフラ整備が整うまでは低迷すると予測しており、逆に今は高騰してほしくないのが本音です。
仮に1Satoshiになったとすれば、逆に買う人は急激に増えボラティリティ（売買差益）が大きければ大きいほど話題となるでしょう。
この状況で売却するくらいなら、最初の配当を受け取ってから売却した方が良いと思われ、今は買い増しチャンスの女神が降臨していると思ったほうが良いのかもしれません。
NOAHである必要性がなくなったから下がった？
フィリピン人「BTCでよくね？」
そうですね。今回のフィリピン中央銀行の発表を見る限り、そう思う人は少なくないかもしれません。
現在、フィリピン中央銀行が承認した5社は、NOAHの取扱を公言していません。
フィリピンペソがBTCやETHに手軽に交換できるなら、NOAHである必要がないのかも知れません。
なるほど。現在の下落は、これが一番の要因とも推測できますね。
しかし、ちょっと待ってくださいよ。
BTCやETHはすでに高額なので交換や送金の手数料も高額です。
今はまだ法定通貨の手数料よりも安いのかも知れませんが、この先どうなるのでしょうか？
そこで私が注目しているのは、iPayDNAです。
NOAH PROJECT公式チャンネルの動画「NOAH’S NEW APP FOR MERCHANTS」でほのめかしています。
iPayDNAは、クレジットカードやデビットカードなどでオンライン決済を受け入れるためのゲートウェイです。
▼ iPayDNA
https://ipaydna.biz/index.php
現在、香港、マレーシア、フィリピン、モーリシャス、英国、ジブラルタルにオフィスと代表事務所を有しています。
カガヤン経済特区で認められる仮想通貨交換業者の最大数は25社で、承認済みが5社。
iPayDNAが承認されて、NOAHが提携したらどうでしょう？
別に、iPayDNAだけがどうと言うわけではありません。
すでに承認された取引所が取り扱う可能性もありますよね？
フィリピン人に聞いたらNOAHのこと知らない…
と言うような話をよく聞きます。
そうですね。つい最近まで、フィリピン人にあまり関心がなかったように思えます。
しかし、フィリピンの「NOAH COIN」に対するインタレストが日々上昇していることをご存知ですか？
インタレストとは、該当キーワードの人気度がどの地域で最も高かったかを示すデータです。
人気度の値は、0〜100で示され、検索数とか率ではなく、その地域の全てのキーワードと比較した人気度です。
100が最も人気が高く、50なら半分の人気度で、0なら十分なデータがなかったことになります。
このインタレストの値が、数日前まではフィリピンで50を切っていました。
わずか数日で80を超えているという事は、NOAHに対する関心が急激に上昇していることを意味します。
これが何を意味するか？
それは、あなたの考え方次第です。
もっと下がる、下がって上がらないと思うなら売却するのもいいでしょう。
一時的に下がっても、また上がると思うなら買い増しするのもいいでしょう。
いずれにしても自己責任です。
損すれば人のせい！得すれば自分の手柄！
にするのは、みっともないので絶対にやめましょうね。
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