ノアコインがじわじわ価格上昇している最中、ウエスタンユニオンとPayMayaが提携したニュースが報道されました。ひょっとして国際送金のシェアを仮想通貨（暗号通貨）に取られないための対抗策か？どうなる仮想通貨？どうなるノアコイン！？
ウエスタンユニオンとPayMayaが提携
2018年8月16日、フィリピンのニュースサイト“philstar”がフィリピン・ウエスタンユニオンがPayMaya（ペイマヤ）とパートナーシップを結んだことを報道した。
MANILA, Philippines — Mobile money and digital payments pioneer PayMaya Philippines Inc. and global cross-border, cross-currency money movement firm Western Union Co. have expanded their partnership to allow more Filipinos to conveniently and directly receive Western Union domestic and international remittances into their PayMaya accounts anytime and anywhere.
-翻訳-
マニラ、フィリピン - モバイルマネーとデジタル決済のパイオニアであるPayMaya Philippines Inc.とクロスボーダーのクロスカレンシーマネー決済会社ウェスタンユニオンは、より多くのフィリピン人にウェスタンユニオンの国内外の送金を便利かつ直接的に受け取れるように、パートナーシップを拡大しました。 PayMayaアカウントはいつでもどこでもアカウントできます。
ウエスタンユニオン（The Western Union Company）は、米国に本拠地をおく、金融および通信事業の企業で国際送金サービスも提供している。
▼ Western Union
https://www.westernunion.com/JP/en/home.html
フィリピンの銀行口座保有率は、全国民の30%だと言われている。
そのためフィリピン人の海外出稼ぎ労働者の多くは、国際送金サービスを使って自国の家族に送金している。
その国際送金サービスで有名なのがウエスタンユニオンです。
PayMaya（PayMaya Philippines Inc.）は、PLDTとSmartのデジタル革新企業であるVoyager Innovationsの子会社で、クレジットカードなしでオンライン決済できるサービスを提供している。
▼ PayMaya
https://paymaya.com/
全国に15,000を超えるパートナーが導入していて、無料のPayMayaアプリでアカウントを作成すれば、すぐに使える状態になる。
ウエスタンユニオンとPayMayaが提携したということは、フィリピンの海外出稼ぎ労働者の自国への送金がこれまでより簡単にできるようになるということです。
と、いうことは、仮想通貨で送金する必要がなくなるってこと？
今後の見通し
フィリピン政府がカガヤンを経済特区にしてまで仮想通貨に注目しているのは、OFWの送金問題を解消するためである。
特にノアコイン（NOAH）は、それを一番の目的に発行された仮想通貨だ。
銀行口座を持っていなくても、安い手数料で、個人間で送金できる。
それが法定通貨で可能なら、仮想通貨である必要がなくなるのではないか？と誰もが思う。
ただしそれは、手数料が仮想通貨で送金するよりも安いことがポイントで、そうでなければひとつの選択肢だといえる。
BTCで送金する人もいれば、ETHやXRP、NOAHで送金する人もいるだろう。
送金問題だけで見るか、送金問題+投資で見るか…
どの送金方法を選択するかは人それぞれで、フィリピン政府が仮想通貨に注目していることに変わりわない。
今後どのように変化するかは、各々の運営がどのように差別化するかにかかっているのかもしれない。
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