期待の仮想通貨Wowbitがbit-Zに上表して3日、上場後すぐに高騰すると言う期待とは裏腹に低迷し続ける価格。保有者の中には不安よりも不満の声が!どうなるWowbit!
Wowbit価格推移
日本の大手企業である株式会社オウケイウェイブ(OKWAVE)が出資しているしていること、仮想通貨第1人者のロジャー・バーがバックアップしていることなどが要因となり、上場直後に10倍以上になるのでは?と期待されていたWowbit(ワウビット/WWB)ですが、初日に約7倍の価格を付けた後大きく下落し、ネガティブな情報により低迷しているようです。
2018年5月15日、bit-Z(ビットジー)に上場したWowbitは、上場直後約0.0007BTC/WWBの値をつけた後、0.00004BTC/WWBまで下落。その後買い優勢となり、0.0001BTC/WWB前後まで値を戻したが、25BTC〜112BTCを動かす投資家の売り0.00011BTC/WWBの天井を超えられず、0.0001WWB/BTC前後のレンジ相場になった。
上場初日の15日は最終的に上昇に転じ、16日0:00に0.0001346BTC/WWBに到達した。が、再び売り優勢になり、0.0007973BTC/WWBまで下落。買い増しチャンスとばかりに買いが増えて持ち直したが、0.00009BTC/WWB前後のレンジ相場となった。
ICO中に購入したWWB保有者は、上場後の高騰を期待していたが結果は低迷となり、呆れてしまったのか静観することを決めたのか、上場初日に24時間で20億円以上あった取引量も約1億5000万円程度まで低下。bit-Zの取引量ランキングも9位から10位と1ランク落ちることになった。
※2018年5月18日現在コインマーケットキャップ調べ。
期待に反する価格低迷の要因
そもそもWowbitは、Wowooのプラットフォーム上で芸術や偉業、善意に対して少額の投銭を支払うことができる仮想通貨です。
例えば、Yahoo!知恵袋。質問や解凍の投稿などによって“知恵コイン”が加算されます。この知恵コインは、お金としての価値はなく、枚数が多いことで有用な知恵を持つ方として尊敬と敬意を受けることに価値があります。ベストアンサーをしてくれた人にお礼として支払うことでより多くの人が早く回答してくれるので、質問者にとってもメリットがあります。
この知恵コインにあたるものがWowbitで、そのWowbitで支払うようにできるプラットフォームがWowooだとお考え下さい。
投銭=テラ銭ビジネスで「たかがテラ銭」と思われる人も少なくはないと思いますが、Q&Aは助け合いで人々をつなげていくもので、回答によって救われる人は多く、ハッキリ言ってバカにできない市場価値があります。
最近では、石原さとみの彼氏が運営するテラ銭ビジネスや韓国の食事動画をライブ配信して1日数十万円稼いでいる人などが有名ですね。
Wowooのプラットフォームは凡用性がるので、様々なジャンルの企業や個人事業主でも導入しやすく、日本発・最大級のQ&AサイトであるOKWAVEを運営する株式会社オウケイウェイブが出資していることで将来性が見込めることでロジャー・バーが絶賛するのも無理はありません。
では、なぜ価格が低迷しているのか?
様々な要因は考えられますが、仮想通貨市場全体が低迷していること、まだ投機目的の数量しか動いていないこと、ICO参加者自らによるネガティブキャンペーンによるものが大きいのではないか?と考えられます。
仮想通貨市場全体の低迷
2018年1月のコインチェック・ネム流出事件から暴落したビットコインは、一時的に100万円台を取り戻したものの、いまだに伸び悩み、ついに90万円を割り込んで下落中。これに釣られるかのようにイーサリアムをはじめとするアルトコイン全体の価格が下落している。
90万円を割り込んだ理由は、中国最大通販サイトであるタオバオ(淘宝)の「ICO関連広告全面禁止」の発表がからんでいるのかもしれない。
タオバオの親会社のネット通販最大手アリババ社(阿里巴巴集団)の創始者で現会長のジャック・マー氏は、16日に行われた中国のイベントで「ブロックチェーンはバブルではないが、ビットコインはバブルだ」と繰り返し発言した。
マー氏は何年もブロックチェーンを研究しており、個人、政府機関、民間企業、問わず全てのレベルでのデータのプライバシーや安全保障問題への対策として潜在性を持っていると強く信じていると力説。イーコマースの複合企業にとり安全保障は最優先課題だと主張した。
引用元:MONEY VOICE/中国・アリババ社ジャック・マー氏「BTCはバブル」【フィスコ・ビットコインニュース】
すでにGoogleやFacebookなどの大手インターネットメディアが次々とICO関連広告の禁止を実施しており、仮想通貨の取引が規制されているとはいえ中国マネーの影響は大きいと思われ、中国最大のネット通販最大手のアリババが発表したことはかなりの打撃と言える。
元国税局職員は、ここぞとばかりに「ほんのちょっと自慢させていただきますね。」と言いつつ十分な自慢をした。
どこぞかのビジネス書作家であれば、「俺の予言が当たった」と大々的に喧伝するところですが、私はそこまで図々しくないので、ほんのちょっと自慢させていただきますね。自慢するだけで、もうすでに十分、図々しい?
引用元:MAG2NEWS/「ビットコイン暴落」が的中。元国税の警告する仮想通貨リスク
確かに、仮想通貨には担保となる保証がなく、信用だけで価値を保っているので、まだまだリスクのある市場と言えるが、上がれば下がるのは当然で、この程度の予想は当サイトでもしているので自慢もクソもない。
中国の工業情報化省の発表によるとビットコインは13位で、イーサリアムが1位という格付けを発表したようだが、まだまだビットコインが仮想通貨の基軸であり、ビットコインの価格が下落すると仮想通貨全体の価格は下落する。
中国の工業情報化省は17日、公式の仮想通貨の格付けを発表した。「国内の専門家」らは、28の仮想通貨の中から、イーサリアムを1位、ビットコインを13位にランキングした。
引用元:COINTELEGRAPH/中国政府が仮想通貨の格付け発表:1位はイーサリアム、ビットコインは13位
そんな状況で、まだプラットフォーム未完成のWowbitが高騰できないのは当然で、最終的に数十倍、数百倍になったコインでも一旦低迷期を迎え、ある一定の条件がそろった時に高騰するのが一般的である。
まだ投機目的の数量しか動いていない
現在の流通量は、約2億7778枚で、時価総額約227億1268万円。24時間の取引量は約1億5000万円程度で、0.6%しか取引されていないことになります。
引用元:引用元:CoinUtil/Wowbit (WWB) 基本情報
24時間で約1億5000万円だと、1時間で625万円程度の取引量で、1BTCの取引であっても14%〜15%値動きするのは当然のことである。
今の相場が一見不利のように思えるかもしれないが、上場後数ヶ月で850倍になったエイダコイン(ADA)でさえ、上場直後に上昇したがすぐに下落し、低迷を続けた。
引用元:引用元:コインマーケットキャップ
時価総額第2位のイーサリアム(ETH)もしかりで、どれだけ優れた仮想通貨であっても上場後すぐにMOONになることを期待する方が間違いである。
引用元:引用元:コインマーケットキャップ
一気に上昇すれば、一気に下降するので、逆にじわじわ浸透して、徐々に上昇するのが好ましいので、あまり焦らないほうがいいでしょう。
それよりも気になるのは、ICOから参加者自らによるネガティブキャンペーンではないだろうか?
ICO参加者自らによるネガティブキャンペーン
Telegram(テレグラム)やTwitter(ツイッター)などのコミュニティを見ていると、上場直後に1000円になるって言われた…とか、AirDropキャンペーン分のWowbitが届いていない…などの不満の声が多く見られる。
中には、KYC終わってウォレット設定済みなのにまだ届いていない…というような声が寄せられ、クソコインとかカスコインとか、全部売却!などのコメントが見られる。
WowbitのICOは、日本からの参加が認められておらず、日本からICO中に参加した人のほとんどは、仲介人を通しての参加となった。
この関係で、購入価格の差や待遇の差が生じて、それを不満に感じる人や誇大表現のローンチを真に受けた人たちがネガティブキャンペーンをやっているのが現状である。
AirDropキャンペーンは、Wowoo運営のリファラルでbit-Zのアカウントを解説すると無料でWWBがもらえるというもので、もし仲介人が自分のリファラルとすり替えていたら当然AirDropはされない。
あるいは、AirDrop分を含めての購入価格を提示していたとも考えられ、もらえなかった場合に不満はあるだろうが、もし不満があったとしてもWowbitを保有している場合は、ネガティブな発言をすることが保有分の価値を下げることに気づかなければならない。
最悪なのは、ICO中に購入した分のWowbitがまだ自分のNEONウォレットに届いていない状態で、売りたくても売れず、買いたくてもウォレットに届いていないから信用できないのでビビって動けないのではないだろうか?
おそらくどの仲介人でも1口=0.1BTCまたは、1口=1.0ETHで参加する形式だったと思われ、10万円前後のお金が不明になったことになる。そりゃ、気が気でなく信用できなくなるのももっともな話しである。
届いていない理由が運営側の問題であれば当然文句を言って差し支えないのだが、万が一自分のミスで届いていないのであれば文句を言えば言うほどWowbitの価値を下げてしまうことになってしまい、大勢の保有者の資産を減らしてしまうことになり、後ですみませんでした…ではすまないようになる。
届いていない人にとっては、KYCも済んだ!ウォレットの設定もすんだ!わたしには落ち度はない!と思っているだろうが、今一度見直した方がよいのかもしれない。
届いていない場合のチェックポイント
KYC承認完了の確認
承認された状態は、KYCページにログインして、ステータス表記が"verified successfully"となっている状態でなければならない。
"verified successfully"になっていない場合は、必要書類が揃っていないか書類の記載に不備がある、提出期限に間に合わず承認作業が遅れているなどの理由が考えられる。
提出期限に間に合わなかった場合、WowBitトークンの所有権を一時的にWowoo Pte. Ltd.が保有することになり、KYCに関する情報の再提出が必要になります。
また、契約書面に記載のメールアドレスとKYC登録時のメールアドレスが異なっている場合も混乱する原因となり承認作業を妨げている可能性がある。
受取アドレス確認
Wowbitの受取は、パソコンの場合「NEONwallet」、スマホの場合「O3 Wallet」しか認められておらず、取引所の受取アドレスを登録しても受け取れない場合がある。
また、受取アドレスをコピペしたので間違いない!と思っていても、前後にスペース(空欄)が入ってしまったりする場合がある。
WWBの表示追加の確認
NEONwalletで受け取ったWowbitを表示させる場合、自分でWowbitの追加設定をしなければならない。
NEONwalletを起動し[Manage Neon settings]で、Saved Wallet Accountsを自分のウオレットにし、Tokensを[Manage Tokens]にして[+Add a new token]をクリック。
新しい入力欄にWowbitのスクリプトハッシュである「40bb36a54bf28872b6ffdfa7fbc6480900e58448」を入力して[Save]。
これを設定していない場合は、届いていても表示されない。
届いていない場合は、最低でもこれらのポイントをチェックしてみましょう。
今後の展開
Wowbitの価格が高騰する要素は、まだなにもそろっていない。
Wowooプラットホームの完成、WowooBTCExchangeの開設、他の取引所への上場、専用ウォレットのリリース、一流企業のWowooプラットフォーム導入など…
何処かのタイミングで急騰すると思われ、今が買い増しチャンスと思われる。
幸い、不確定ではあるが、5月20〜24日にサプライズがあると噂されているので、ちょっと期待したいと思う今日このごろです。
国内の取引所
bitFlyer(ビットフライヤー)
Zaif(ザイフ)
海外の取引所
Binance(バイナンス)
YObit(ヨービット)
Bit-Z(ビットジー)
Liqui(リクイ)
HitBTC(ヒットビーティーシー)(日本在住者取引一時停止中)
POLONIEX(ポロニエックス)
海外の交換所
changelly(チェンジリー)
BTC(ビットコイン)関連情報
NOAH(ノアコイン)関連情報
WWB(ワウビット)関連情報