輸入転売ビジネスは、本当に稼げるのか!?と言うことで実践して検証してみたいとおもいます。今回は、Amazonの人気商品を“並行輸入”でリサーチして、関税や消費税、送料などを計算して稼げるかどうか検証してみました。はたして、輸入転売ビジネスで本当に誰でも簡単に稼ぐことができるのでしょうか?
Amazon人気商品リサーチ方法
語学力の乏しい人でも簡単にはじめることができると言っても、実際に売れる商品が見つからなければ稼げるはずがありません。
もちろん、売れる商品でも労力対効果が得られる商品がなくては稼げません。
では、早速リサーチしてみましょう。
まず、当然ですが、Amazonのページを開きます。
▼ Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/
検索結果を人気順で並べるには、カテゴリを選択する必要があります。
カテゴリを選択して、検索窓に“並行輸入”と入力し[検索]をクリックします。
今回は、カテゴリを「ホーム&キッチン」で検索してみます。
※画像の「平行」は間違いです(笑)
こんな感じで検索結果が表示されました。
「並べ替え」の[キーワードに関連する商品]をクリックして[人気度]を選択します。
3,000円前後の商品が売れ筋のようですが、そんな単価で稼げる商品とは言えませんね。
1万円以上の商品を検索してみましょう。
サイドバーの「価格」に「10000」と入力して[GO]をクリックします。
ちょっと儲かりそうな商品が表示されました。
掃除機が売れているようです。
どれ位売れているのか見てみましょう。
Amazonの商品価格の変動が見れる“PRICE CHECK”で見てみます。
▼ PRICE CHECK
https://so-bank.jp/
調べたい商品名を検索窓に入力して検索するとAmazonの情報が表示される仕組みです。
先ほど1位で表示された掃除機の商品名をコピぺして[検索]をクリックします。
最安値の出品商品を見てみましょう。
商品名をクリックします。
こんな感じで表示されます。
下の方にいろんな情報が表示されています。
価格変動グラフです。
あまり安定していないようですね。
中古品価格変動グラフです。
変動なしです。
ランキング変動グラフです。
折れ線グラフの“●”が売れた時です。
7月、8月、9月共に月初めは売れ行きが悪いようですが、中旬から下旬にかけて順位が持ち直すようです。
取り扱いショップのリストです。
この価格のこの商品は、1人しか扱っていないようですね。
「詳細を確認する」列の商品名をクリックします。
[新品の出品]をクリックします。
35,540円で売っている人が最安値で、次に安いのは36,780円です。
1,240円の価格差ですね。
「Prime」とは、年会費を支払って“お急ぎ便”を無料で利用できる会員プログラムです。
このマークが表示されている商品を出品している人は、大口出品者と言うことです。
つまり、35,540円で販売している人は小口出品者と言うことになります。
出品している商品が1個であっても、いくらかの在庫を持っている可能性があります。
とは言え、この価格で出品したら売れるかもしれません。
いくらで仕入れることができるのか、海外のAmazonで調べてみましょう。
海外Amazonの販売価格一括調査
海外Amazonを全て比較するために“TAKEWARI”と言うサイトを活用します。
▼ TAKEWARI
https://www.takewari.com/
TAEWARIは、全ての海外Amazonの最安値を比較できるサイトです。
商品名を入力して検索しても良いのですが、検索精度を上げるために“ASIN”を入力します。
“ASIN”とは、Amazonグループが取り扱う、書式以外の商品を識別するための番号です。
調べたい商品の個別ページを下方にスクロールすると「登録情報」欄があります。
この欄の“ASIN”を検索窓にコピペして[検索]をクリックします。
どうやら海外のAmazonでは販売されていないようです。
では、Googleショッピングで調べてみましょう。
Amazon以外の価格リサーチ
▼ Googleショッピング
https://www.google.com/shopping
検索窓に商品名を入力して検索しますが、日本語では検索できません。
「iRobot Roomba 630」と入力して検索してみましょう。
出ましたね。
並び変えの[デフォルト]をクリックして「価格が安い順」を選択して並び替えます。
最安値が334.99ドルです。
この日のレートは、1ドル=99.297円でした。
334.99ドル × 99.297円 = 33,264円
Amazon.co.jpの販売価格が35,540円ですので価格差は2,276円です。
これでは、送料や関税、手数料などを差し引くと赤字確実でしょう。
35,540円の販売者はどこから仕入れているのか?などと言う詮索は後回しにして、同じような手順で他の商品を探してみましょう。
こんな商品がありました。
価格は、一時期さがった(0円!?)ものの安定しています。
結構、安定して売れているようです。
TAKEWARIで調べると、アメリカのAmazonで42,681円で販売されています。
Amazon.co.jpでの最安値が54,000円ですので価格差は、11,319円です。
ちょっと期待できそうですね。
では、関税や手数料を計算してみましょう。
アメリカのAmazonの商品名をクリックします。
米国以外に配送できるようですね。
海外Amazonから日本への配送料計算方法 配送料がいくらかかるのか調べてみましょう。
海外Amazonから日本への送料計算
送料の値段が、下記のリンク先に掲載されていました。
▼ Amazon.com/カスタマーサービス&ヘルプ
https://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=596200
急送(Expedited Sipping)で、9.99ドルです。
発送重量が17ポンドで、1lb(ポンド)当り2.99ドルの手数料がかかります。
急送でも到着までに8日〜14日かかるそうです。
少し高くつきますが、売れる時期を逃したくないので急送で計算します。
発送重量17ポンド × 2.99ドル = 50.83ドル
(9.99ドル + 50.83ドル)× 99.297円 = 送料5,057円
重い商品ほど送料がかさんでしまいますね…
では、関税を見てみましょう。
家電の関税計算
電気製品の規制はありませんので、関税は0円です。
関税が0円でも、消費税は加算されます。
商品代42,681円 + 送料5,057円 = 課税対象額47,738円
課税対象額47,738円 × 消費税率5% = 消費税2,386円
商品代42,681円 + 送料5,057円 + 消費税2,386円 = 支払金額50,124円
販売価格54,000円 − 50,124円 = 価格差3,876円
よっしゃ!
ちょっとは稼げるかもしれません。
Amazonの手数料を計算してみましょう。
Amazon手数料の計算
Amazonの出品手数料は、Amazon出品(出店)サービスの料金プランを参照して計算します。
▼ Amazon出品(出店)サービス/料金プラン
https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/fee.html
Amazonに小口出品した場合、成約料100円+ホーム&キッチンの販売手数料15%が必要です。
販売価格54,000円 × 販売手数料率15% = 販売手数料8,100円
販売手数料8,100円 + 基本成約料100円 = Amazon手数料8,200円
えっ!?
ちょっち待って下さい!
価格差が11,319円でも稼げないじゃないですか!?
アメリカのAmazonに50,124円支払って、日本のAmazonで売れると8,200円差し引かれます。
と言うことは、商品コストは、58,324円です。
50,124円 + 8,200円 = 58,324円
54,000円で販売すると、赤字じゃないですか!
54,000円 − 58,324円 = −4,324円
関税で通販品と認められた場合は、課税対象額が安くなります。
仮に通販品と認められた場合も計算してみましょう。
商品代42,681円 × 60% = 課税対象額25,609円
課税対象額25,609円 × 消費税5% = 消費税1,280円
商品代42,681円 + 送料5,057円 + 消費税1,280円 = 支払金額49,018円
支払金額49,018円 + Amazon手数料8,200円 = 商品コスト57,218円
販売価格54,000円 − 商品コスト57,218円 = −3,210円
儲かりません…
輸入転売ビジネスで稼げる価格差とは?
Amazonのカテゴリ“ホーム&キッチン”で稼げる商品は、仕入れに支払う金額と販売価格の差が15%以上必要なんです…
つまり、Amazon.co.jpの最安値の85%未満の仕入価格でないと稼げません。
例えば1万円で販売する商品なら8,500円未満で仕入れなくてはいけないんです。
8,000円で仕入れると500円の儲け。
7,500円で仕入れると1,000円の儲けです。
今回リサーチした54,000円の商品だと商品代+送料+消費税の合計が45,900円未満です。
消費税が5%ですので商品代と送料で43,714円未満で仕入れる必要があり、送料5,057円を差し引くと38,650円で389.31ドル未満で探さなくては稼ぐことができないんです。
価格差で考えると15,350円以上で、価格差16,000円で750円程度の儲けです…
かなり厳しいものですね…(´・ω・`)
稼げる輸入転売商品のポイント
- Amazon.co.jpで人気のあるもの
- 価格差が30%以上もの
- 重量ができるだけ軽いもの
誰でも簡単に稼げると言う噂もあやしくなってきました。
やっぱり、独学で輸入ビジネスを始めるよりも、ツールを使ったほうが早く確実に稼げるでしょう。
無料ツールでも、稼げるものはいろいろあります。
※無料期間終了後は、別の情報が表示されますので予めご了承下さい。
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ただし、本気で稼ぎたいなら、有料ツールを使うべきかもしれません。
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